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投資は怖い・・・けど資産を増やしたいというあなたへ


外貨預金をはじめる前に知らなきゃ損する10のポイント

低金利の現在の日本では、1年間銀行にお金を預け入れてもほとんどお金が増えません。2016年2月現在のメガバンクの年間利率は0.02%であり、50万円を1年間預けても付いてくる利息はたったの100円。

これではお金が増えないばかりかATMをたった1回使った時点で赤字です。今ある資産を増やしたいのならば、外貨預金や投資をはじめとした稼げるフィールドで勝負する必要があります。特に前者の外貨預金は銀行で気軽に利用ができ、投資と比較すると損失リスクが低いので最近多くの人に注目されています。

ただし外国通貨を扱う以上、継続的に利益を上げるためには最低限の知識と運用テクニックが求められます。このコンテンツでは、外貨預金に取り組む前に知らないと後悔する10個のポイントをそれぞれ紹介していきます。

外貨預金に取り組む前に知らないと後悔する10個のポイント
目次



普通預金と外貨預金の違いとは?


誰でも利用ができる外貨預金ですが、普通預金と比較すると定期利用する人が少ないので実態がいまひとつ知られておりません。そこで、このコンテンツのはじめに外貨預金の特徴を普通預金と比較した上で紹介していきます

利益が発生する仕組みが異なる


普段私達が何気なく利用する銀行の普通預金と外貨預金ではお金を預ける際の仕組みが大きく異なります。前者の普通預金は、お金を日本円で預け入れるので年間0.02%の利息が付く以外は預け入れた総額が増えることはありません。

他方で外貨預金の場合、日本円を外貨に変更した上で銀行口座に預け入れるのでその時の為替レートに応じて資産総額が変わります。例えば1ユーロ100円のレートの時に日本円20万円をユーロに換金して銀行に預け入れた場合、外貨預金口座に2,000ユーロが貯まります。

2,000ユーロを日本円に換金する際に1ユーロ100円のままなら20万円の日本円に換金できます。しかしながら、為替相場は常に値動きするので同一金額のまま日本円に換金することは期待できません。ユーロを購入した後に円安が起こり、1ユーロの為替相場が105円になった場合はどうなるでしょうか?

その場合、2,000ユーロは日本円で21万円に換算されるので最初に預け入れた20万円よりも総額が増えます。このように外貨預金は通貨を変更するので円換算金額は、相場の値動きに応じて変動するのが外貨預金の特徴です。

預金保険制度(ペイオフ)の有無


普通預金と異なり外貨預金には、ペイオフという1,000万円を上限とした元本保証制度はありません。「ペイオフって何?」という人に向けてペイオフを簡単に説明すると銀行が破綻した時に預け入れた金額が手元にも戻ってくる制度のことです。

ペイオフという預金保険制度があるために「預金は安全」という神話が日本国内に広まっています。財産を守るという点でとても便利な元本保証ですが、外貨預金には付いておりません。そのため、外貨預金を利用するのならばお金を預け入れる金融機関を厳選することが求められます。

各通貨と各金融機関で利息の計算方法が異なる


国内の多くの銀行は普通預金の年間利率を0.02%にしていますが、外貨預金の場合はあなたがどの国の通貨を保有しているかで利率が変わります。例えば、大和ネクスト銀行における米ドルの年間利率は0.25%ですが、トルコリラの年間利率は2.5%です。

年間の利率が高い通貨は、金融市場における評価が低いという傾向があります。そのため、年間の利率の高さで通貨を選ぶのはあまりおすすめできません。どの外貨を保有するかを考える際に利率の高さと通貨の信用度には反比例の関係があるということを押さえておくと大いに参考になります。

また同一通貨においても各金融機関で採用されている年間の利回りは異なります。先に紹介したトルコリラは大和ネクスト銀行では年利が2.5%ですが、新生銀行の外貨普通預金では1.2%です。各金融機関で付帯利息が異なるのでどの金融機関を利用するかも検討する価値があります。

預け入れ時と引き出し時の手数料が異なる


銀行の普通預金と同様に外貨預金にも手数料があります。ただし外貨預金における預入時と引き出し時の手数料は、普通預金の手数料とは特性が大きく異なります。そこで普通預金と外貨預金における預け入れ時と引き出し時の手数料の違いをまとめてみました。

預入時の手数料


銀行のキャッシュカードを利用してお金を預け入れれば、手数料がかかることはご存知だと思います。ただし普通預金における預入時の手数料は108円~216円と少額ですし、平日の営業時間内ならば無料で利用することもできます。

他方で外貨預金の場合、日本円を外国通貨に換金して預け入れる際に為替手数料が発生します。この預入時の為替手数料は、外貨交換時の適用レートという形で自動的に金融機関側に回収されます。この預入時の為替レートに関する詳しい情報を簡単に紹介します。

日本円を外国通貨に換金して預け入れる際の為替金額はTTSと言われます。TTSは、預入時の手数料を含んだ上での1通貨あたりの日本円換算金額のことを指します。TTSの金額は各金融機関で大きく異なるので、各金融機関のレートを確認した上でお金を預け入れることがポイントになります。

引き出し時の手数料


手元にお金が無い場合、コンビニのATM等を利用して銀行口座からお金を引き下ろすと思います。普通預金で預け入れたお金を銀行口座から引き下ろすと金融機関が定めた引き出し手数料が毎回かかります。この引き出し時の手数料は、預入時と同様に108円~216円という金額が一般的です。

他方で外貨預金の場合、外国通貨を日本円に換金して口座から引き出す際に為替手数料が発生します。この引き出し時の為替手数料は、預入時と同様に引き出し時の為替レートに含まれています。引き出し時の為替手数料の目安は、1通貨金額の2%と言われています。(1ドル100円の場合、為替手数料は2円)

なお、外貨を日本円に換金する際の為替金額はTTBと言われています。それぞれの金融機関で各通貨のTTBのレートは大きく異なるのでTTSと同様に利用前に確認することをおすすめします。


外国通貨で預け入れる4つのメリット


普通に日常生活を送っていれば身近なようで遠い存在の外貨預金には、どんなメリットがあるか気になりませんか。ここでは普通預金ではなく、外貨預金に取り組むことで得られる4種類のメリットを紹介していきます

外貨預金に取組む際の4つのメリット

為替差益で儲かる


まず1つ目は、為替差益という為替の変動を通して利益を狙えることです。1ドル80円の超円高の時に日本円80万円を用意して1万ドルを手に入れた状況を想定してみてください。1ドル価格の相場は105円~115円程度であり、1ドル80円というレートは明らかなドル安であり、今後ドル高が見込めます。

1年後に通常の相場価格である1ドル110円の為替価格に戻れば、1ドルあたり30円の為替差益が出ます。為替差益がなく、年間の利息も0.02%しか期待できない日本円による普通預金と比較すると大きく利益を上げることができます。

金利で稼げる


為替差益もそうですが、純粋な金利という観点においても外貨預金は普通預金と比較して優れています。例えばソニー銀行というネット銀行の米ドルの普通預金の金利は0.1%です。この0.1%という金利は日本円の0.02%の年間利率のなんと5倍。

他の通貨に目を向けてみると豪ドルは0.6%であり、南アフリカの南アランドに至ってはなんと3.0%。資産を預けながら資産総額を増やしたい人にとって外貨預金の金利の高さはとても都合が良い存在です。

お金が貯まる


お金を貯めようと思ってもATMにお金があるとつい使ってしまうことはありませんか?そんな人であっても外貨預金に取り組めば、気軽にATMからお金を引き出せなくなるので無駄遣いをせずにすみます

さらにお金を引き出す際には、為替手数料が毎回発生するので余程のことがないと進んでお金を引き出そうという気が起こらないと思います。気軽にATMからお金を引き下ろせないことに加えて安くはない手数料がかかる以上、外貨預金に取り組めば結果としてお金が貯まります。

預金封鎖に対する有効なリスクヘッジ


預金封鎖という言葉を聞いたことがあるでしょうか?預金封鎖というのは、政府が銀行に預け入れたお金を引き出すことを制限し、預け入れたお金に税金をかけるという国家政策です。流石の安倍政権もこんな政策はしないでしょうが、日本政府は戦後直後の1946年に預金封鎖を行った前例があります。

今すぐということはないでしょうが、このまま日本国の財政赤字が拡大すると2度目の預金封鎖が起こる可能性があります。ドルやポンドをはじめとした外国の通貨は、日本政府単独で政策を決めることが難しいので日本円と比較すると預金封鎖時のリスクが小さいです。

預金封鎖なんて想像したくはないですが、過去に行われた政策である以上、今後行われる可能性もゼロではありません。万が一起こってしまうと大変な状況になるので資産の一部を外貨で保有し、損失範囲を制限するのは有効な予防策と言えます。


外貨預金の3つのリスク(デメリット)


ユーロやポンドを使ってお金を貯める外貨預金は、日本円による普通預金と比較するとデメリットやリスクがいくつかあります。ここでは外貨預金利用前に必ず押さえておきたい外貨預金における3種類のリスク(デメリット)を紹介します

元本割れによる損失リスク


為替の値動きがプラスに働けば為替差益が狙えますが、為替の値動きがマイナスに働いてしまうと為替損失が発生します。為替損失が発生するとお金を預け入れる預金にも関わらず、預け入れたお金の総額が減ります。損失リスクが怖い人は、日本円による普通の預金方法でお金を預け入れるのが無難です。

為替手数料が高い


外貨預金は日本円を預け入れるときにも外貨を日本円に崩して引き出す時にも為替手数料が発生します。この2重に発生する為替手数料を考えると外貨預金で利益を上げるのは簡単ではありません

例えば日本円をドルに預け入れる際に1.5円の為替手数料がかかり、ドルを日本円に崩して引き出す際にも1.5円の為替手数料がかかるとします。その場合、預入時と引き出し時の為替手数料を合算すると3円がかかります。もし1ドル100円の場合、往復の手数料のレートは3%なので結構な額です。

預金保険制度という元本保証がない


為替の変動がある以上、外貨預金には預け入れた元金を保証する元本保証はありません。特に気をつけたいのは、預け入れた通貨それ自体の価値が無くなると巨額の損失が発生することです。

ここ10年を振り返ってもジンバブエやコートジボワールをはじめとしたアフリカ諸国でデフォルトが起こりました。現在においてもポルトガルやギリシャといったヨーロッパの一部の国にはデフォルトリスクがあります。

国家がデフォルトを起こすとその国の基軸貨幣の価値は当然ながら暴落します。そのような状況が起こってしまうと元本保証を受けられないだけではなく、破産に追い込まれる程の大きな損失に直面します。


これから外貨預金をはじめるための方法とは?


このコンテンツに目を通されている方の中には、外貨預金の利用方法を知らない人もいるかと思います。そこで、これまで一度も外貨預金を利用したことがない方に向けて外貨預金を利用するための4つのステップを紹介します。

銀行口座を開設をする


普通預金と同様に外貨預金は預金の1種なので銀行の口座開設をする必要があります。どこの銀行で口座を開設しても外貨預金の利用はできますが、為替手数料を考えるとネット型銀行の利用をおすすめします

通貨を選ぶ


銀行口座を保有していれば、店頭およびインターネット経由で外貨預金が利用できるようになります。ただし、それぞれの通貨で金利や為替手数料が大きく異なるのでどの通貨で外貨預金に臨むかは真剣に考える必要があります。

定期預金か普通預金かを選ぶ


日本円による預金と同様に外貨預金にも普通預金と定期預金があります。日本円と同様に普通預金よりも定期預金の方が利率は高いですが、途中解約における制約があるのでどちらが良いとは言い切れません。

ただし、外貨預金は円に換金する毎に為替手数料がかかるので定期で契約して満期まで解約しないというのも賢明な選択といえます。ご自身がどういったスタンスで外貨預金と関わっていくかが、定期預金か普通預金かを考える際のポイントになります。

解約ルールを確認した上で日本円を預ける


日本円による預金と異なり外貨預金には解約時のルールが定められていることがあります。そのため、日本円を預け入れる前に解約時のルールをきちんと確認することが求められます。解約ルールを確認した上で問題がなければ、迷わず日本円を預け入れましょう。


初心者におすすめの外貨預金との関わり方


普通預金と異なり外貨預金を利用する場合、「どの通貨をどのタイミングで利用するか」を考える必要があります。ここでは、外貨預金の経験が乏しい方が意識しておきたい外貨預金で後悔しないための6つのポイントを紹介します。

積立を利用する


為替差益で損失が発生するリスクがある以上、初心者の間は少額から外貨預金に取り組みたいですね。少額から外貨預金に取り組む際におすすめしたいのは、毎月指定した金額からコツコツと取り組める積立型購入です。ここでは積立型購入の3つのメリットを紹介します。

無理せず継続ができる


積立型の場合、月数千円程度の少額から外貨預金に取り組むことができます。購入日と購入通貨を指定すれば、毎月指定した日付に指定した通貨を自動で定額購入することができます。大きな初期投資が要らない分、比較的少額金額から外貨預金に取り組みたい人と相性が抜群です。

購入条件を指定できる


積立型で外国通貨を購入する場合、購入条件を指定することができます。例えば1ドル120円以下の時にしか購入しないと指定すれば、1ドルのレートが120円を超えた時には購入せずにすみます。これにより、自分が当初希望する為替レートの範囲内で為替取引に臨むことができます。

購入単価を下げることができる


毎月指定した金額を積み立てに充てることで1通貨あたりの購入単価を下げることができます。例えば毎月6,000円分のドルを購入すると決めた場合、1ドル100円の時は60ドル手に入りますが、1ドル120円の時は50ドルしか手に入りません。

2ヶ月の取引結果を考えてみると12,000円で110ドルを手に入れたことになります。その際の1通貨あたりの平均単価は、109ドルになります。109ドルという購入単価は、初月の100円と翌月の120円の平均価格である110円よりも低い金額になっています。

各通貨の相場レートを確認する


株や不動産をはじめとした投資商品と同様に外貨預金で利益を上げるポイントは、安く買って高く売ることです。そのためにも購入を考えている外国通貨の相場レートと現在の取引価格は適宜確認しましょう

通貨の価値はマーケットの動向に応じて変動する以上、為替価格が短期的に大きく上下することがあります。ただし過去30年の為替相場の値動きを調べてみると長期的にはその通貨本来の価値に戻ることが一般的です。

そのため、その通貨の基準相場価格と現在価格を照らし合わせた上で今その通貨は「売り」なのか「買い」なのかを見定めましょう。現在の値動き状態だけではなく、相場価格と比較した上でその通貨の現在価値は「高い」のか「安い」のかを判断するのがポイントになります。

事前にシミュレーションをする


事前シミュレーションの質が外貨預金の勝敗の9割を決めてしまいます。シミュレーションのポイントは、「どの外貨をいくらの単価で買い」「いくらの単価になった時に売り」「いくらの利益を出すのか」を決めることです。

特にポイントになるのは、「いくらで売るのか」という売却タイミングに関しては理想ケースと悲観ケースの2つを考えることです。理想ケースは、自分の想定通りに相場が動いた時の売却ルールであり、悲観ケースは損切りタイミングを考える際の取引ルールです。

いつ売るかを考えるときに忘れてはいけないのは、手数料の存在です。為替手数料は、日本円を外貨に預け入れる時と外貨を日本円に替えた上で引き出す際に求められます。為替手数料は各金融機関で異なりますが、売却価格を考える時は為替手数料の金額を考慮した上で決めましょう

事前シミュレーションを怠ると赤字が発生することや売却タイミングを逃して大幅な損失が発生することも想定されます。そのため、外貨預金に取り組む前に通貨の購入価格と売却価格に関するシミュレーションは念入りに行いましょう。

海外口座の利用を避ける


海外口座を開設することは、日本政府の金融政策から資産を守るのに大いに役立ちます。しかしながら海外口座は日本国内の銀行口座とは異なり、口座を維持するための最低預金金額が設定されているケースがあります。

この最低預金金額は金融機関が定めた最低預金金額のことを指し、預金残高がこの金額を下回ると毎月口座維持費が請求されます。例えばシティーバンクはこの最低預金金額を30万円に設定しており、預金額が30万円を下回ると毎月3千円の口座維持費がかかります。

また海外口座の開設には国内の銀行で口座を開設するよりも複雑な手続きと時間がかかります。口座開設の手間と口座維持費を考えると海外口座は外貨預金初心者とは相性が良くありません。海外口座に大きなこだわりがない限り、日本国内の銀行で口座を開設する方が無難です。

円高と円安のタイミングを使い分ける


1番最初に押さえておきたいのは、外貨預金の勝敗を分けるのは為替損益の結果であることです。為替の値動きで利益を上げるポイントは、円安の時に外貨を購入し、円高の時に購入した外貨を売却することです。このことを1ドル110円の標準相場を例にとって説明していきます。

1ドルが100円という円高時には、11,000円という元手があれば110ドル分のドル通貨が手に入ります。(1ドル単価が110円の時は100ドル分)その後円安が進み、1ドル120円になった時に保有していた110ドルを売却すると13,200円の現金が手に入ります。(1ドル単価が110円の時は12,100円)

ここで見たように円安の時に外国の通貨を購入し、円高の時に購入した通貨を売却すれば利益が期待できます。「円安で買い、円高で売る」は外貨預金の原理原則なので必ず押さえましょう。


人気通貨の特徴と金利から考えるおすすめランキング


どの通貨を選ぶかが外貨預金の勝敗を分けますが、金融のプロではない限りどの通貨が外貨預金に適しているのかを判断するのは困難です。そこで外貨預金によく利用される8種類の外国通貨の特徴を紹介していきます

各国通貨

ドル


アメリカの基軸通貨であるドルは、全世界の通貨の中で最も力のある通貨と言えます。2016年1月時点でのアメリカの政策金利は0.5%であり、外貨預金における米ドルの年間の利率は0.1%です。この0.1%という年間利率は、日本の円通貨による普通預金利率の5倍の高さです。

世界各国のマーケットはドル表記で取引されている以上、ドルは日本の円よりも為替市場において力がある通貨です。日本円よりも通貨としての力が強いのに日本円よりも良い条件で預金できるのがドル預金の魅力です。

レアル


2016年1月時点のブラジル国内の政策金利は、14.25%であり世界でトップクラスの高さです。ソニー銀行におけるブラジルレアルの定期預金金利は、1ヶ月もので7.0%ととても高いです。政策金利と利回りはとても高いですが、ブラジルレアルは為替相場において価値が大きく変動するので注意が必要です。

個人的には、外貨預金という形で財産を預けるよりもFXによるディトレードの方が向いている通貨だと思います。その上でブラジルレアルを外貨預金に利用するのならば、長期保有を前提に毎年の利息で利益を狙うことをおすすめします。

豪ドル


豪ドルは利回りの高さから外貨預金の中で最も人気のある通貨の1つです。ソニー銀行で豪ドルの利回りを調べると普通預金で年間0.6%であり、1ヶ月ものの定期預金の年間の利回りは6.5%です。年間の利回りはトップクラスに高い通貨ですが、為替相場の安定性については高いとはいえません。

オーストラリアは石炭や鉄鉱石といった資源や穀物関係を国外に輸出している国家です。そのため、オーストラリアの財政は資源や穀物のマーケット相場の値動きに大きな影響を受けます。市場の動向で国家財政が大きな影響を受ける以上、豪ドルの為替価格は短期間で大きく変動することがあります

豪ドルを購入するのならば、為替相場の値動きによる値下がりリスクを十分に 理解することが求められます。同時に為替差益と同様に金利で大きな利益が狙えるので年間の利息で利益を狙う長期保有にも適しています。

南アランド


南アフリカ共和国は金やダイヤモンドをはじめとした鉱物資源が豊富な国なので資源の相場価格の変動は国家財政に大きな影響を与えます。そのため、南アフリカ共和国の基軸通貨である南アランドは、外貨預金の中で最も値動きが大きな通貨の1つと言えます。

2016年1月時点での南アフリカ共和国の政策金利は6.75%であり、ソニー銀行における普通預金の利率は年間で3.0%です。1ヶ月ものの定期預金の利率に関しては年間で5%を上回る以上、利率の高さは全通貨の中でトップクラス。ただし、しばしば南アランドは暴落するので金利の高さにばかり目が行くのは危険です。

資源に恵まれた国とはいえGDPは日本の10分の1未満ですし、クーデターやテロのリスクがあります。南アランドを利用して外貨預金に臨む場合、南アフリカという国の経済や内政を詳しく調べる必要があります。

トルコリラ


金利が高い通貨として最近注目されているのがトルコの基軸通貨であるトルコリラ。トルコリラを扱っている新生銀行でトルコリラの利率を調べると普通預金で1.2%であり、1ヶ月ものの定期預金ならば5.0%。

利率の面ではとても高いのですが、引き出し手数料と預け入れ手数料に関しては他の外国通貨よりも割高な傾向があります。1リラを日本円に換算すると40円前後ですが、円とリラを交換する際には毎回1円の為替手数料がかかります。引き出し時と預入時の往復を考えると40円の1リラを交換するのに2円もかかります。

またトルコリラの為替相場における変動幅は、ドルや円といった世界の主要通貨よりも大きいです。為替手数料と為替相場における値動きを考えると元本を大きく減らすリスクがあります。為替相場の値動きによって預け入れた金額が大きく変動する以上、博打的な要素もあると理解する必要があります。

人民元


人民元は、世界最大の人口を保有していてアメリカに次いでGDPが世界第2位の中国の基軸通貨です。2015年9月頃にチャイナショックが起きたとはいえ、中国の経済発展は今後も確実に持続します。通貨の価値は、その国の経済発展に応じて強くなっていくので人民元は今「買い」な通貨と言えます。

ただし、中国政府はチャイナショックを機に金融引き締めを行ったので中国国内の政策金利は下落傾向にあります。それが影響してか新生銀行の外貨普通預金における人民元の年間利率は0.01%と日本国内の普通預金よりも低いです。ただし定期預金に関しては、1ヶ月ものであっても3.2%の利率なので普通預金よりも定期預金と相性の良い貨幣と言えます。

2016年2月現在は昨年のチャイナショックの余波がまだありますが、長い目で考えると中国経済は今後も高い確率で成長します。ただし中国は日本やアメリカのような資本主義国家ではない以上、政府の国家統制が強いです。人民元で外貨預金に臨むのならば、中国政府の方針を適宜確認する必要があります。

ユーロ


ユーロは、ヨーロッパの19の国で基軸通貨として利用されているので信頼性がとても高い通貨です。信頼性の高さから米ドルと日本の円とともに世界3大通貨の1つと言われています。信頼性が高い通貨である以上、大きな値下がりリスクは小さいですが外貨預金の対象としては現在のユーロはいまひとつ。

ユーロ加盟国内にはギリシャをはじめとした累積赤字に苦しめられている国がありますし、普通預金の利率は日本円よりも低いです。円崩壊リスクへの対策先としてはドルと同様に優れていますが、外貨預金の対象としてはあまり優れた通貨とはいえません。

スイスフラン


スイスフランは、永世中立国であるスイスの基軸通貨です。スイスは政治的にも財政的にも安定した国家なのでスイスフランが大きく価値を下げることはあまり想定できません。そのため、日本円の崩壊リスクへの対策や財産を外貨で守るという観点においてはドルよりも優れた通貨と言えます。

ただし2016年2月時点でのスイスフランの年間利率は0.001%と日本円の普通預金よりも低いです。市場で大きな値動きが期待できない以上、為替差益も望めないので資産を増やすには不向きです。資産を守ることに関心が強い人には最適な通貨ですが、その他の人とは相性がイマイチな通貨です。

おすすめの通貨ランキング


ここまで外貨預金の対象として人気がある8種類の通貨の特徴をそれぞれ紹介しました。「で、結局どの通貨が良いの?」と思われる方もいるかと思いますので外貨預金にぴったりな3種類の通貨をランキング形式で紹介していきます

おすすめの通貨ランキング1位2位3位

ドル


ドルを1位にした理由は、世界の基軸通貨であることと他の通貨と比較して為替手数料が低いからです。特に後者の手数料は外貨預金で利益を出す際には1番考慮しなくてはいけないポイントであり、他の通貨と比較するとドルの手数料の低さが際立ちます。ドルの為替手数料の低さを理解して頂くために新生銀行の外貨預金における主要通貨の為替手数料をまとめてみました。

主要通貨名1通貨あたりの手数料
米ドル 0.15円
ユーロ 0.4円
英ポンド 0.6円
オーストラリアドル 0.4円


この数値を見てみてもドルの為替手数料の低さが目に入らないでしょうか。世界の基軸通貨であるという立ち位置と手数料の低さを考えるとドルは最も外貨預金に向いている通貨と言えます。

スイスフラン


2位にスイスフランを選んだ理由は、通貨としての圧倒的な安定性です。スイスフランを基軸通貨としているスイスは、他国からの侵略リスクや大きな政治的混乱がほとんど見込めません。そのため、短期間でスイスフランが暴落する事態は想定できないので資産の一部を外貨で保有したい人と相性が抜群です。

豪ドル


3位の豪ドルは、預金金利が高いにも関わらず為替リスクもそこまで高くないという特徴があります。豪ドルの金利の高さを理解してもらうために新生銀行の外貨預金における主要通貨の年間の利率をまとめてみました。

通貨名 普通預金金利 定期預金金利(1ヶ月)
米ドル 0.01% 0.01%
ユーロ 0.01% 0.01%
豪ドル 0.40% 1%
ポンド 0.05% 0.10%
日本円 0.01% 0.025%


ここで紹介した通り豪ドルの預金利率は、普通預金においても定期預金においても他の主要通貨よりも高いです。金利が高い通貨は為替変動リスクが高い傾向がありますが、豪ドルは高金利でありながらも他の高金利通貨と比較すると為替変動リスクが低いので利率が高い通貨をお求めの方と相性が抜群。


比較で分かる引き出し手数料がお得な銀行


メガバンクであろうがネット系の銀行であろうと各通貨の金利にはそこまで大きな差はありません。しかしながら、通貨を交換する際に求められる為替手数料は各銀行で大きく異なります。そこで日本国内にある銀行の中で預け入れ手数料と引き出し手数料がお得な3つの銀行をまとめてみました。

ジャパネット銀行

ジャパネット銀行

色々なネット銀行がある中でジャパネット銀行は手数料の安さが随一の銀行です。日本円と米ドルを交換する際に必要な手数料は、引き出し時も預入時も1ドルあたり5銭です。ちなみにメガバンクを利用すれば、引き出し時も預入時も1ドルあたり1.5円程度のコストがかかります。

1ドルあたり5銭という数値はメガバンクの為替手数料は30分の1ですし、他のネット銀行と比較してもはるかに安いです。為替手数料を抑えたいということでしたら他の銀行の口座を持っていてもジャパネット銀行で口座を作る価値があります。

ソニー銀行

ソニー銀行

ソニー銀行は、為替手数料の安さに加えて取り扱い通貨の種類が多いという特徴があります。ほとんどの銀行が取り扱っている外貨の種類は6~8種類程度ですが、ソニー銀行はなんとその倍の12種類の通貨を取り扱っています。

肝心の為替手数料に関しては、日本円と米ドルを換金する際に必要になる1通貨あたりの手数料はたったの15銭。ジャパネット銀行と比較すると多少手数料が高いですが、一般的なネット銀行の半額程度の費用です。毎月500円から外貨預金の積立ができる上、取り扱う通貨の種類も多いので手数料以外の面でもお得な銀行と言えます。

新生銀行

新生銀行

ここまでネット型の銀行を紹介したので対面型の銀行で外貨預金の手数料がお得な銀行を紹介します。メガバンクをはじめとして色々な対面型の銀行がありますが、新生銀行ほど外貨預金の手数料が安い対面型の銀行はありません。

新生銀行で日本円とドルを交換する際の手数料は、引き出し時も預入時もなんとたったの15銭です。この15銭という手数料は、メガバンクの為替手数料の約10分の1ですし、下手なネット銀行よりも安いです。

新生銀行は全国各地に店舗を展開していますし、新生銀行の銀行口座はネット経由でも開設できます。ネット銀行に抵抗がある方は、ネット銀行並みに外貨預金の手数料が低い新生銀行を利用してみると良いかと思います。


押さえておきたい税金と確定申告のポイント


他の多くの資産運用と同様に外貨預金においても発生した利益は税金の対象になります。そこで外貨預金周りの課税制度の概要と適切な確定申告の方法を紹介していきます

2種類の利益ごとの課税制度の紹介


外貨預金に課税される税金は、利息に対する税金と為替差益に対する税金の2種類に分けることができます。ここでは、それぞれの利益に対して課されている課税制度の詳しい内容を紹介していきます

発生利息に対する税金


普通預金と同様に外貨預金も銀行にお金を預けている以上、預け入れ利息が毎年付きます。この預け入れ利息の20%は、源泉徴収という形で税務署に自動徴税されます

例えば、1ユーロが150円のレートの時に日本円で200万円分のユーロを保有したとします。その際のユーロの金利は年間2%であり、1ユーロあたりの為替手数料は1円として発生利息に課される税額を考えてみましょう。

購入ユーロ数に関しては、200万円÷151円の計算式から13245.03ユーロになります。1ユーロあたり2%の金利が発生する以上、金利による利益額は、264.9ユーロになります。

ただし、264.9ユーロの中から20%の税額が源泉徴収として徴税されるので手元に入る利益は211.9ユーロです。発生した利益と手元に残る利益の差し引きである52.9ユーロは源泉徴収という形で税務署に徴税されます。

為替差益に対する税金


1ユーロ100円の時と1ユーロ120円の時では、ユーロを日本円に換金した時に手に入る金額は変わりますよね。日本円ではなく外貨による預金の場合、為替の値動きによって利息や損失が適宜発生します。ここでは、為替の値動きによって発生する為替差益関連の課税制度を紹介していきます

例えば1ユーロが100円の時に200万円分のユーロを銀行口座に預け入れ、1ユーロの価格が120円になった時に全額売却したとします。1ユーロのレートが100円なので日本円を預け入れた際には2万ユーロが手に入ることになります。(ここでは便宜上為替手数料を0円にしています。)

ユーロ売却時には、ユーロが120円になっているので保有していたユーロは240万円になります。この場合、ユーロ購入時の金額と売却時の金額を考えてみると40万円の為替差益が発生しています。ただし、為替差益により発生した利益には20%の税金が付きます

そのため、発生した40万円の利益の20%金額である8万円は税金として徴税対象になり、自分の手元に残るのは残りの32万円です。ただし為替差益は利息によって発生する利益とは異なり、源泉徴収の対象にならないので自分で確定申告をする必要があります。

損益発生時の確定申告と支払い調書について


為替差益で発生する利益に関しては、自主的な確定申告が求められます。ここでは、最適な確定申告との関わり方を3つの為替差益の発生額毎に紹介していきます

発生利益が年間20万円を超える


年間の発生利益が20万円を上回る場合、発生した利益は課税対象になります。為替差益に課される税率は20%なので為替差益によって発生した利益の20%は税金として徴収されます

なお、収入金額や扶養の有無に応じて税金として課される課税比率を下げることができます。例えばご自身の総収入が330万円を下回る場合、総合課税を利用すれば税率を10%にまで下げることが可能です。確定申告を行う前にご自身の所得に合った申告方法を色々と調べてみると良いかと思います。

発生利益が年間で0円以上20万円以下


年間の発生利益が20万円を下回る場合、確定申告を行なう必要はありません。課税対象になるのは年間の利益が20万円を超えた時であり、それ以外のケースにおいては課税義務がないので利益は全てご自身のものになります。

ただし、発生利益が20万円以下でも確定申告をしてしまうとその利益額に20%の税率がかかってしまいます。そのため外貨預金によって発生した利益額が20万円以下だった場合、確定申告を行わないように注意が必要です。

為替差損が発生


為替相場の値動きによっては為替差益が発生しないだけではなく、為替差損が発生することがあります。外貨預金で為替損失が発生した場合、確定申告を行えば他の資産運用と同様に為替損失の繰り越しが可能です。

損失の繰り越しというのは、発生した為替損失を翌年度以降に繰り越すことです。例えば為替の変動により日本円に換金した時に10万円の損失が発生したとします。その損失を税務署に申請すれば、10万円の損失を翌年度以降に発生した為替差益と相殺できます。

翌年度以降の節税に繋がるので為替損失が発生した時こそ、確定申告を忘れずに行なうことがポイントになります。


FXと外貨預金の違いとは?


よく外貨預金と比較されるものにFX取引があります。FXに関しても外貨預金と同様に名前くらいは聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。ここでは名前自体はよく知られているFX取引の特徴や外貨預金と異なる点について紹介していきます

FXとは何か?


FXは、外国通貨の売買によって利益を狙うタイプの投資です。これからFXをはじめる場合、FX業者か証券会社の口座を開設して証拠金を預け入れる必要があります。証拠金というのはFX取引を行うための担保金みたいなものであり、証拠金に基づいて通貨の売買が行われます。

証拠金がないと通貨の売買を行うことはできませんし、証拠金を預け入れれば証拠金以上の金額の取引も可能になります。FX取引で利益を上げる方法は、通貨間の金利の差を利用したスワップポイントと為替差益の2種類があります。

前者のスワップポイントを政策金利が0.01%の日本円と政策金利が3%の英国ポンドを例に取って説明します。日本円を英ポンドに交換して1年間保有した場合、(3%-0.1%)の2.9%が金利差として利益になります。

この金利で稼ぐことは、外貨預金でも可能ですがFXのスワップポイントは外貨預金の利率よりも全般的に高い傾向があります。加えて年間のスワップポイントの利回りは、日割り計算で手に入るという特徴があります。

後者の為替差益は、外貨預金と同様に為替相場の値動きによって利益を狙います。例えば1ポンド150円の時に15万円の日本円をポンドに交換し、1,000ポンド保有したとします。それから半年後に円安が起こり1ポンドの単価が180円になった際に保有していた1,000ポンドを日本円に交換したとします。

その場合、1000ポンドは18万円の日本円になり、1ポンド150円のレートの時と比較すると3万円の利益が発生します。この為替差益の考え方は外貨預金と同様ですが、FXの場合は空売り・レバレッジ・自動売買といった様々なオプション取引を活用して為替差益を狙うことができます

FXと外貨預金の3つの相違点


外貨を取り扱うということで外貨預金と似ていますが、運営元が銀行ではなく証券会社とFX会社なので外貨預金と異なる点がいくつかあります。ここでは、FXが外貨預金と異なる3つのポイントをそれぞれ紹介していきます

手数料の違い


FX取引と外貨預金で一番異なるのは手数料の金額であり、手数料金額を比較すると圧倒的にFX取引の方が低いです。FX経由で日本円を米ドルと交換すると0.2円程度の手数料がかかりますが、外貨預金経由ですと2円程度の手数料がかかります。

0.2円と2円を比較しても分かるようにFXの手数料は外貨預金の手数料の10分の1程度です。1ドル価格の相場が110円前後なので外貨預金を利用すると取引の毎に2%もの手数料がかかります。しかもこの2%の為替手数料は、預入時と引き出し時の両方にかかるので累計すると4%になります。

取引金額の違い


自分が用意した金額までしか取引ができない外貨預金と異なり、FXは元金以上の取引ができます。FXにはレバレッジ機能というものがあり、この機能を利用すれば証拠金として預け入れた金額の数倍~数百倍の取引が可能になります。

例えば証拠金を10万円にし、レバレッジレートを20に設定すれば10万円の証拠金で200万円までの通貨の売買ができます。手元金以上の取引が行えるので短期間で大きな利益が狙える反面、運用に失敗すると悲惨な結果に繋がります。いずれにせよ元金以上の取引ができる点は外貨預金と大きく異なります。

取引時間の違い


FXは24時間通貨の売買が可能であり、リアルタイムで為替相場が変動します。24時間取引が可能で常に為替相場の値動きがする点は、営業時間中しか取引ができず1営業日毎に取引レートが固定されている外貨預金と大きく異なります。

FXの方がお得?


ここまでFX取引の概要と外貨預金との相違点について紹介してきました。FXと外貨預金を比較すると結局どっちがお得なのか気になるかと思います。結論から言ってしまえば、為替手数料が安くて元金以上の取引ができるという点で断然FXの方がお得です。

そうはいってもなんとなくリスクが怖くてFXには手を出すのには抵抗を示す人もいるかと思います。そこで損失リスクを外貨預金と同じ水準にした上でFX取引に取り組むための3つの秘策をここでは紹介します。

レバレッジレートを1にする


多くの人はFXに対して「危なそう」というイメージを持ちますが、そのイメージの正体はレバレッジ機能が原因です。元金以上の取引を可能にするレバレッジ機能を使用しない場合、FXにおける損失リスクは外貨預金と一切変わりません。

レバレッジ機能を利用しないためには、レバレッジレートを1に設定してFX取引に臨むことです。レバレッジレートを1に設定すれば、証拠金として口座に預け入れたお金以上の取引が物理的にできなくなります。そうなるとFXの魅力である元金以上の取引ができなくなり、単なる外貨の交換になります。

しかも外貨交換時のFXの手数料は、外貨預金の10分の1~20分の1ですので外貨預金より取引コストがかかりません。このことが外貨預金に臨むよりもレバレッジレートを1にした上でFXに臨んだほうがお得な理由です。

自動売買設定を利用する


FX取引は外貨預金と異なり、24時間通貨の交換が可能です。そのため、1営業毎に為替レートが固定される外貨預金と異なり常に為替相場の価格が変動します。本業の業務や寝ている時間を考えると為替相場の値動きを常に確認するのは現実的ではありませんよね?そんな時に役立つのは自動売買システムです。

この自動売買システムはFXに備わったオプション機能であり、設定さえすれば誰でも利用ができます。自動売買システムに売値と買値を入力すれば、設定した価格になった途端に機械が自動で売買取引を行ってくれます。

この自動売買機能を利用すれば、1日中パソコンやスマホから為替相場の値動きを確認する必要がなくなります。損切りのために「〇〇円になったら売る」という売却ルールを設けた場合、損失リスクが激減します。FXの自動売買機能を利用すれば、外貨預金に携わるよりも元本を割り込むリスクが下がります。

確定申告を有効活用する


FXは外貨預金と比較して税制面でも大きなメリットがあります。FXの利益は通貨間の金利差であるスワップポイントと為替の値動きによる為替差益の2つに分かれます。両者を合わせての年間の利益が20万円以下の場合、税金の対象にならないので確定申告の必要がありません。

加えて外貨預金と異なり、FXは自分のパソコンで取引を行えるので毎月のネット通信費や電気代を経費申請できます。そのため、発生した利益から必要経費を差し引いた金額が課税の対象金額になります。損失の繰り越しに関しても認められているのでFXは外貨預金よりも税制面で優遇されています。


外国通貨よりもお得な3種類の資産運用方法


このコンテンツでは通貨の交換によって利益を狙う外貨預金とFXという2種類の資産運用を紹介してきました。どちらの方法も資産を増やすという点において優れていますが、よりお得な運用方法は探せば色々と見つかるものです。ここでは、FXと外貨預金よりもお得な3種類の資産運用方法を紹介します。

海外債権


海外債権取引というのは、外国企業の債権や日本以外の国が発行した国債を売買する取引のことです。海外債権の良いところは、債権の1種なので元本保証が付いていることです。

元本保証が付いている資産運用は概して利益率が低い傾向がありますが、海外債権は年間で3%程度の利益が見込めます。この3%という利益率は、投資信託と同じ水準ですし外貨預金の期待利回りよりも高いです。

ただし、債権を発行した団体が破綻すると債権は紙切れになるので取引に臨む前に発行団体を念入りに調べる必要があります。自分で調べるという一手間が苦痛ではない場合、海外債権取引は安全性の面でも収益性の面でも外貨取引よりも優れています

保険


保険という金融商品の特徴は、元本割れのリスクがほとんどなく、確実に臨む結果が手に入ることです。保険と聞くと「万が一のため」といったリスクヘッジの印象が強いですが、資産運用の対象としても優れています。

特に貯蓄型保険は、毎月の保険料が通常の保険よりも高い代わりに支払った保険料が積み立てられ、解約時に積み立てたお金が戻って来ます。しかも満期金額まで保険料を払い込んだ上で保険を解約した場合、今まで積み立てた金額以上のお金が戻って来るというおまけ付き。

為替相場の値動きで利益を狙う外貨預金は、元本割れのリスクが大きい割に為替手数料があるので利益もさほど期待できません。他方で保険ならば解約するまでは本来の保険サービスが受けられますし、解約時には今まで積み立てたお金が増えて戻ってきます。リスク・リターンを考えると外貨預金よりもはるかにお得だと思いませんか。

ヘッジファンド


為替相場の値動きによって利益が狙える外貨預金ですが、リスク・リターンの観点から考えると割の悪い資産運用です。割が悪い主な理由は為替手数料が存在するからであり、為替手数料の存在を考えると外貨預金で資産を増やすのはあまりおすすめができません。

今ある資産を効率的に増やすということでしたら別の方法で資産運用に着手するのが賢明と言えます。色々な資産運用方法がありますが、損失リスクと期待リターンの幅を考慮するとヘッジファンドが最適です。

「ヘッジファンドって何?」という方にヘッジファンドの概要を説明すると個人投資家の資産運用を代行してくれる専門会社のことです。彼等に資産を預ければ年間15%を上回る運用益が期待できますし、自分で資産運用の勉強をするための労力を削ることができます。

さらに自分がファンドに預け入れたお金以上のリスクを取る必要がないので元本を上回る損失リスクはゼロ。リスクを元本の範囲内に押さえた上で高い利回りを期待できるのがヘッジファンドの魅力です。


本文のまとめ


このコンテンツでは、外貨預金に取り組む前に知っておきたい10個のポイントを紹介してきました。このコンテンツの中で何回か紹介してきたことですが、外貨預金は普通預金よりも高い利回りが期待できますが、リスク・リターンの見地から考えるとイマイチな資産運用です。

資産を守りたいのでしたら元本保証がある海外債権や国内債券の方が安心ですし、運用益を求めるならばFXやヘッジファンドの方が適しています。特に後者のヘッジファンドはFXよりも低いリスクでFX以上の運用益が見込めるので資産を増やしたい人との相性が抜群です。

実際にヘッジファンドの力を借りなくともファンドの投資手法を学ぶことは、自分で資産運用を行なう際の参考になります。国内で人気のヘッジファンドの投資手法や利用条件についてはこれから紹介するページにまとめております。

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