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タケシ、ヘッジファンドに聞いてきました!「絶対負けない株の買い方」【理論編】


ここからはタケシがヘッジファンドのマネージャーから教わった、負けない株の買い方の個人編になります。


さすがしっかりした投資理論です!皆さんのタメになればと思います^^

では行きましょう!


株を買うのは企業買収のつもりで


株式を購入する際は、その企業をまるごと買収するとしたら、という視点に立つ必要があります。

そのために、実際の価値と時価総額の乖離がどれくらいかをみていくことにします。


下記の三つの会社をみていきましょう。


A社 発行済み株式総数200万株 株価5000円B社 発行済み株式総数200万株 株価25000円C社 発行済み株式総数200万株 株価1500円*純資産はそれぞれ100億もっていることとします。



純資産は 100 億あるということなので、ここでは簡単に理解するために、A 社も B 社も C 社も 100 億の現金がある会社だと考えてください。借金もゼロとしましょう。

まずC社からみてみましょう。

時価総額は 30 億ですね。

もし株価に変動がなかった場合、あなたは 30 億あればこの会社の発行済み株式をすべて買うことが可能と考えられます。

つまり 30 億を用意し、C の会社の発行済み株式の 51%以上を入手し経営権を握ったのちにすぐさま会社を解散、清算に入った場合、100 億の現金は自分の手にのることになります。結果、差引 70 億儲けることができます。


こんなムシのいい話がどこにあるのだと思うかもしれませんが、事実、株式市場にはこのような状態の企業がごろごろ存在します。

ではいったいなぜこのような「逆転現象」(時価総額<実際の価値)が起きるのでしょうか。

もうお分かりだと思いますが、それは株価が低いからです(この場合 1500 円)

本来、会社の純資産が 100 億あるのであれば、少なくとも適正株価のレンジは5000円以上になって普通です。しかしそうはならない。

そうです。市場にはこのような「ゆがみ」が存在するのです。

すなわち、正しい企業価値判断がなされているのは A 社となります。

逆に、B 社は株価が高すぎです。

こんなに高くなる理由が他にあるはずです。理論を学んだ人は冷静に理由を探そうと考えるようになります。


目先を追う投資家に惑わされない


たとえばこのノウハウを書いている現在(2014年10 月 21 日)、エボラ出血熱の報道により、17日までアゼアス「3161」は連日ストップ高になっていました。

これはエボラ出血熱が世界に広まると、防護服の製作メーカーであるアゼアスに脚光があびるだろうという投資家の投資行動の結果です。

15 日あたりから三日連続でストップ高となりましたが、17日には少し落ち着き、週をまたいで 20 日月曜日には一気にストップ安になりました。

短期的に目先の利益を株投資で儲けようとする人がいる限り、このように株価は簡単に乱高下します。


しかし、これを読んでいるあなたは、このような投資行動はしませんよね?

なぜなら、買収する価値があるかないかをみながら銘柄を選ぶようになっているからです。

株価の一時的な暴騰暴落に一喜一憂することはありません。



ここで大事なのは、

短絡的な利益を追求する投資家の存在によって株価は時期によっては適正価格から大きく外れたところに位置する

ということです。


PBRを重視する


株価をみるときの重要な指標としてPBRがあります。
これは時価総額と純資産のバランスについて一目で理解する指標です。

株で勝つためには、この PBR が 1 を割っている銘柄を探しましょう。


A社の PBR は1
B社の PBR5
C 社の PBR は 0.3 となります。

繰り返しになりますが、PBE0.3とは下記のような状態を指します。


隣のコンビニは年間で 500 万円の利益がでていて、さらにレジの中には 10 億の貯金があるとします。
このコンビニが今 5 億で買えてしまうというならば、買わない人がいるでしょうか?

このような逆転現象をさがす指標が PBR です。


数十億を運用する私の銘柄選択も、最初の一歩はまずここからです。
個人投資家と何も変わりません。
自信をもって PBR からソートをかけていきましょう。
各証券会社などの無料ツールがありますので、そこでまず PBR1以下を検索してみてください。



次に確認する指標は ROE です。これは自己資本利益率のことをさします。
これは、その年の純利益を純資産で割ったものです。


ROE=純利益÷純資産


日本の上場企業は5%前後といわれていますので、資本効率を見るうえで参考にしましょう。あくまで数値として押さえておけばいいでしょう。


次にみる指標は PER です。

PER は純利益と時価総額のバランスをみています。主に 10 倍くらいまでが適正です。

PER は現在の株価は、一株あたりの利益の何倍で買われているかをみる指標でもあります。

計算式が“時価総額÷純利益”を両方とも発行済み株式数で割った場合、“株価÷1 株利益”となることからも理解できます。


PER=株価÷1株あたりの利益

このようにして、
PBR
ROE
PER を見ました。

以上より、絶対負けない株の買い方とは、


①株を買うときは企業を丸ごと買収できるか?という観点にたつ

②PBE1を割っている銘柄から検討していく


この2点を重要視してください。

応用として言うならば、

PBR で1を割っている銘柄をみつけ、できれば PER は 10 倍以下のもの、かつ、毎年の成長率も5%ずつあがっているもの

であれば、なおいいです。

ただ実際の買収は、成長率が弱まっていても、資産価値(この場合、解散価値)があって、株価が割安であれば、ファンドは買収します。

成長率や PER はあくまで参考であり、現実的にはどういう理由があって株価が上がっているのか(下がっているのか)を判断していくことになります。


いずれにせよ、まずはこの三つの指標を熟知したうえで、今後の株式分析の一助としてください。



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