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間違いのないファンド選びの秘訣とは?


資産運用はその出発点において二つに大別できます。

それは、
自分で運用するか、
他人に運用を任せるか、
です。

自分でトレードする場合、株、先物、FXがパっと思い浮かびます。が、結果を出し続ける人は多くいません。

マーケットには、あなたより賢い運用のプロがごまんといて、とんでもない資金量をバックに立ちはだかります。
スポーツでもプロと素人の力の差は歴然、勝てるはずがないように、マーケットも甘くありません。勘で資金が増えるなんて思ったら大間違い。
コツコツドカンという言葉があるように、素人はコツコツ増やして負ける時にドカンと減ります。半年やって7か月目に大損こいて、これまでの時間はなんだったんだ、と悔しがっても後の祭りです。

投資でプロになるまでには多大な時間と情熱を要します。しかもなれるか確証もありません。
それができない、そもそも目指していない人は、資産運用のよい委託先の見つけ「方」を学べばよいのです。
ここでは「1000万円の運用先の正しい見つけ方」について説明します。

大切な1000万円間違いないファンド選びの秘訣3つ

目次



あなたにとっての1000万円の価値を知る


1000万円という大金をどのような運用先に預ければ安全に増えるのかーこの最大のテーマに入る前に、1000万円があなたにとってどれくらいの意味を持つのか、自分自身が知る必要があります。
なぜならば1000万円しかない人がもつ1000万円と、1億円持つ人が持つ1000万円では明らかに位置づけが違うからです。
仮に1000万円しか貯金のない人が1000万円投資したいなら、堅実なファンドへ、もし多少リスクを取っていいなら300万円程度を分散します。つまり資金を7:3に分け、リスク資金は3割以内に抑えましょう。

ファンド世界の常識を知る


資産を増やすための投資対象として、株式以外でも、先物やオプションなどいわゆる金融派生商品や外国為替証拠金取引(FX)があります。

FXで天才的に利益を出すトレーダーが世の中にはいるでしょう。しかし、FXはトレーダーの感性に依るところが大きく、ある通貨ペアが、なぜ大幅に上昇し下落するかを言い当てるのは、分析すべき要素が莫大すぎて不可能です。

それらを裏付けるように、「FXで運用する」世界的ファンドは存在しません。ファンドがあってもその運用額は小さく、不確実性の高い投機対象とみなすのが一般的で、機関投資家はまず資金を出しません。(FXは日本において異常に人気があり世界で一番参加者が多いですが、世界的には人気のないジャンルです)

あなたの好みがどうであれ、投資家の立場としては「株式に投資しているファンドを選ぶ事が王道」と言えます。
以下、具体的に解説します。

株式の価値は「決まっている」から強い


世界中には、一国の国家予算を優に超える資金を運用するヘッジファンドがいくつも存在します。日本でも独立系のヘッジファンドが増えていますが、金融業界で経験を積んだプロフェッショナルは、やはり株式を主軸に運用をします。

では一体、なぜ株式で運用をするのでしょうか?

それは、株式には明確な投資理論が存在するからです。

もし株を買ったことがあるのなら、以下のような状況になったことがあるでしょう。

保有していた株がある突然下落して大きな含み損を抱えた。
上がる上がると待っているが、上がるどころかじりじりと下げが進み、毎日残高をみるたびに含み損が増えていく。資産の目減りを恐れる毎日。負の感情に覆われて、ついに損切り。(損切りしたくらいからその株価が急に上昇・・・)

いかがでしょう?耳が痛くありませんか?
この状態に陥る原因はたった一つです。この「たったの一つの原因」分かれば上記の状態に陥ることが避けられます。

それは、その株の「適正価格」を最初から理解しているか否かです。

分かり易く1万円札で例えてみましょう。

あなたが1万円をもっていたとして、知人から8000円で譲ってくれと言われたとします。答えは明らかにNOですね。
では次に、その1万円を15000円で買わせてくれと言われたら、答えはYES、躊躇なく譲ると思うのです。5000円儲かる話だから譲らない理由がありません。
このYES、NOはあなたの中で非常に明確で、迷いがありません。

なぜか。

それはあなたが10000と印字された紙幣の価値を1万円分と理解しているからです。
価値が明白ですから、それより低いか高いかで売る売らないの判断に迷いはありません。

実は、株式運用のプロフェッショナルも、これと全く同じ認識のもと株式を取引します。
そもそも取引する各銘柄は、本来「幾らで売られるべきか」が決まっています。
これは専門的な計算方法があり、詳しくは別の機会に譲りますが、各株式はそれぞれが本来「いくらであるべき」か、はっきり算出できるのです。

この時の価格を「適正価格」と言い、株は現在の株価がいくらであれ、必ずこの適正価格に「収れん」する動きを見せます。ある銘柄の株価が適正価格よりも高すぎれば、どこかのタイミングで必ず下落しますし、安すぎるものは、どこかのタイミングで必ず上昇し適正価格を目指します。

雨は降っても必ず止みます。これは一つの理論です。
雨が降ってもいつかは必ず止むことを知っているから、人は雨宿りができるのです。
これと同じように、適正価格を知っていれば、割安な株だけ買い、後は株価が上がるのを待てばよいのです。
ところが、マーケットに群がる大多数の一般投資家は適正株価を考えず、儲かりそうだ、とか、CMでよく見るから、といった「なんとなく」で株式を購入します。

この「なんとなく」は感情に由来する不安定なもので、株価にも如実に反映します。
このようにして株価は、本来適正とされる価格でとどまることなく、時に上振れ、時に下振れを繰り返しながら推移します。

あなたがもし、いま保有している銘柄の「適正価格」を知っていたなら、株価が一時的に下落しても、なにも怖くはありません。

むしろ、さらに安く買い増しができるチャンスです。
株の買い付けコストが下がってラッキーだ、という心理が働かないとおかしいのです。
1万円が8000円で売っていたら、ラッキーだと思いますよね?
以上のように、株式には理論があり、適正価格に収れんするという原理原則があるため、資産運用は株式運用が王道と考えられており、事実最も安定したパフォーマンスを出すのです。株式ファンドが世界のマーケットのスタンダートであり、投資家も巨額の資金を投資する理由がわかりましたね?

以上のことから、大事な1000万円の運用先はまず、「株式運用のファンドを中心に考える」ところから始めましょう。これが秘訣その①となります。

「バリュー投資×物言う株主」の優位性


前章で、運用委託先は、まず株式運用のファンドで考えましょうと話しました。
理由は、株式には適正価格があり、割安な銘柄を買えば、後は上がるのを待つだけだからです。この手法は「バリュー投資」というもので、アメリカの著名な投資家ウォーレン・バフェットがとる手法として幅広く認知されています。
割安な銘柄をリサーチし、仕込んでさえおけば、適正価格に戻ったそのタイミングで売却をして利ザヤを確実に得ることができます。
しかし、割安な株価が、適正価格に「いつ戻るのか」は問題です。それが半年や1年程度なら許容範囲ですが、5年やそれ以上となれば話が変わってきます。資金効率の面から言っても期間は無視できません。

そこで登場するのがアクティビスト(物言う株主)ファンドです。
アクティビストファンドは、銘柄を選定し購入するという「入口」の段階では、いわゆるバリュー投資とアプローチは変わりません。
ただし、彼らは割安銘柄を買った後、上昇するまで「待つ」のではなく、自らのアクションで、適正価格まで株価をあげようと試みます。

そんなことが果たしてできるのでしょうか?
この点を理解するには、アクティビストファンドが一体どういうものか、詳しく知る必要があります。以下詳しく説明します。

まず前提として、アクティビスト(もの言う株主)が選定する企業の株価が、そもそも割安であることは先ほど触れました。
そのうえで以下のような特徴のある企業を選びます。

  • ① 余剰資金を社内に貯め込み、新規事業や既存事業の発展に使わず何年も置いている
  • ② 本業が全く成長していない
  • ③ 利回りの低い事業を多数抱え、同業他社に比べパフォーマンスが低い
  • ④ 株主の構成として、利害関係者や支配持ち分が少ない


ここで、アクティビストファンドが購入する割安銘柄を「マンション」に例えてみます。
いま、都内にある1LDKマンションが5000万円で売りにでています。
このマンションの中には金庫が付属でついており現金5000万円が入っています。
そんなマンションが今7000万円で売られていたら、どうでしょう?
買いのチャンスですね。これは、完全に割安です。
物件の価値5000万円と現金5000万円ならば、最低でも1億円で売りに出ないとおかしい。それが今なら7000万円。割安ですね。
こんなことありえない、そう思うかもしれません。しかし日本の株式市場の中ではこのような割安銘柄が何十と発見できます。

アクティビストがターゲットにするのは、まさにこのマンションのような企業。株価が安いことで、会社まるごとの売値が、会社のもつ資産よりも低く評価されているのです。(このような企業をキャッシュリッチと呼びます)

四季報など上場企業の財務内容を一つ一つ分析していけば上記のような割安株を見つけることは誰でも可能です。
アクティビストはまず、割安銘柄を数パーセント買い、持ち分を一定保有した後、経営陣に具体的な提案をします。当然発行体の経営陣は、「株主様の意見」ですから、耳を貸さないわけにはいきません。

「今後の計画はどうなっていますか?新規事業に投資することもせず、現金を余したまま何年も置いているようですが、これではあなた方役員の退職金に使われていくだけ。それは効率的ではないです。余ったまま使わないのであれば、配当を増やすなりして、株主に還元してもらえませんか?」

などの株主還元の提案や、

「私どもがご提案する新規事業は、御社の本業とシナジー効果を生むので、ぜひ提携をしてもらえませんか?そうすることで売上規模の拡大が見込めます」

といったM&Aの提案や、

「株価が低位で放置されているのは、IRのリリースがなさすぎるからです。一般の投資家が振り向いてくれるように活発に情報公開していきましょう!不採算事業を売却するか、停滞している事業は手放し、会社自体をスリム化しましょう。それをリリースしてもらえませんか?」

このような提案を繰り返しながら、企業価値の向上、株価の上昇を狙います。

企業の株価が、実力より低く、つまり「割安」で放置されている理由は

  • ① 銘柄自体に人気がない
  • ② その事業に誰も将来性を感じていない
  • ③ 長年株価が動いていないので誰も見ていない


などが挙げられますので、上記のような提案をし、改革を迫ります。

上記のような株主提案を経営陣が受け入れ、増配や自社株買い、事業のスリム化など、イベントを執り行うことが決定すれば、これらがIR等で発表されることとなります。

そうすれば、マーケットが好感し、株価が上昇します。

このようにアクティビストファンドとは、

  • ① 割安な銘柄に大量の資金をつぎ込み、
  • ② 保有率を高め「影響力のある株主」として、
  • ③ 経営陣と直接対話をはかりながら企業戦略やガバナンスにメスをいれ、
  • ④ 直接的に株価の向上に寄与しようとアクションする


ファンドのことを指します。

一般のバリュー投資家は、割安銘柄を見つけ仕込んだ後、「上がるまで待つ」しかカードがありません。
しかし、豊富な資金を持つアクティビストファンドは、「上がるまで待つ」以外のカードとして、株式の持ち分を増やし影響力のある株主となって「直接的に提案し株価をあげる」ように行動します。
また、彼ら一連の投資行動は、マーケットとの相関性が極めて低く、〇〇ショックや天災で日経平均が大きく下がろうとも上がろうとも、ファンドの成果には特に関与しません。
あくまでも株主としての立場と提案力で、利益を創出するのです。

タケシのような一般の投資家からいえば、投資の後、日々の経済動向を気にする必要がないのは大いにありがたいです。日経平均が大きく下げたり上げたりする時、そのたびに自分の投資金がどうなったかとハラハラするのでは、預ける意味がありません。
自ずとファンドの戦略も限られてきますが、日々の生活に支障をきたさないファンドに1000万円を預けましょう。いったん手離れした投資金は、日々の経済動向の影響を受けずに淡々と増えてくれるのが一番望ましいです。これが秘訣のその②となります。

話を戻します。
かつてアクティビストファンドは、攻撃的なアプローチによって、割安なまま放置されている株式の発行体(企業)に対し、余剰資金を株主に還元するように強気の交渉を繰り返し「乗っ取り屋」と揶揄された時代もありました。

しかし現在は、穏健的な対話でもって建設的な提案をするスタイルが主流です。
ちょうど時代も、株主の立場が以前より尊重されるようになってきました。
その結果アクティビストファンドは、株主価値を広く高めることを目指す合理的な投資家として認識されつつあります。
事実、アクティビストファンドの運用額は年々増加をたどっており、機関投資家や年金が次々と投資先として組み込み始めています。これはアクティビストの運用利回りが市場の平均を大きく上回っているからに他なりません。

タケシのおすすめファンドランキングで1位のM&Sも、例にもれずアクティビストファンドです。1000万のうち、全額か7割程度はこのような安定的なファンドへの投資がよいのではないでしょうか?

ちなみに、M&Sの運用責任者の2013年~2015年過去3年の平均利回りは、なんと50%を超えています。運用委託先としては、十分すぎる成績です。
ただし、運用利回りはあくまでの検討する一つのポイントであって、大切なのはそこだけではありません。

個人投資家が最も戒めないといけないのは、ファンドの実績に傾倒してしまう点です。一般的に実績が良いに越したことはないですが、過去のレコードが幾らよくとも、今年よい成績を出すわけではありません。

例えば、株式のロング・ショート戦略の場合、過去の数年間、日経平均がずっと右肩上がりだった場合、確実に成績もよくなります。逆に相場が悪ければ、ある程度連動するのがロング・ショート戦略です。

ですので、過去の運用成績はあくまで参考。
何にもまして最も注目するべき点は、ファンドの投資戦略です。ファンドの強みの核心は「戦略」にあります。決して過去の運用成績にこだわり過ぎないようにしましょう。
実績の短いファンドであったとしても、その投資戦略の内容を評価して、投資を決めることが大事です。利回りではなく戦略を知る、これが間違いのないファンド選びの秘訣その③となります。

以上をふまえながら、あなたが直接ファンドと契約する際には、以下のことを必ずヒヤリングしましょう。

  • ① 投資対象・・・株式かそれ以外か。
  • ② 運用方針・・・デイトレ、スイング、バリュー投資、短期か長期か、など。
  • ③ 投資戦略・・・ロングショートで原則ホールドか、アクティビストか、など。
  • ④ 運用規模・・・どれくらいまでのAUM(運用資産額)が、現在の戦略で通用するか。


まとめ


いかがでしたでしょうか。
割安の株式を見つけ、長期的な視野に立ち保有する(=バリュー投資)ファンドを、預け先の第一候補に挙げることは、資産運用で成功するための最も王道かつ最善の選択だとタケシは考えます。
ただし売却益が「いつ」出るかは、経済の大きな流れに委ねざるをえず、一定の時間を必要とします。
個人投資家の立場でいえば「待つしか手がない」バリュー投資ですが、アクティビストファンドならば、自らのアクションで経営陣に積極的に提案をし、低い株価を適正株価に向けておしあげます。
アクティビストファンドは、バリュー投資に比べ、短期間で収益をあげようとアクションを起こします。この点をタケシは気に入っていますが、ここは投資家の方により趣向の分かれるところです。
いずれにせよ、間違いのない運用先としては、①株式運用で、②長期的に一喜一憂せずに済み、③戦略がはっきりしているところをお勧めします。

今回は1000万円の資産運用先として、間違いのない選び方をタケシなりにまとめてみました。ぜひ参考にしてください。
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